1、2巻合わせて読破。


東大出で雀荘のメンバーという異色の経歴を持つ主人公の、客との触れあいが描かれている。今月の近代麻雀に載ってた「黙テン」に惹かれて読み始めたんだけど、しかしま~なんというか全体的に鬱度が高すぎる^^;

ほぼ必ずと言っていいほど都合のいいラストが待っている少年誌等の漫画とは完全に一線を画し、人生の厳しさ、ままならなさと真っ直ぐに見つめあった作品である。

だから逆にハートフルな話のときにほっとしたりもするのだが、間違っても読んで元気が出る系の漫画じゃない。というか元気がないときは読んじゃダメ、ゼッタイ。


それでも雀荘を中心とした人間ドラマに麻雀を絡めた作風はかなりの実力を感じさせられるし、読み物としてのレベルは高い。特に3巻のラスト2話「会話」「黙テン」は良かった。ここを締めに持ってくることで幾分爽やかに読後を迎えることができる。


さぁ皆もこの鬱面白い系マンガ 「東大を出たけれど」を読むんだ。そして4巻の発売を期待しようじゃないか。





ノシ 

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